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窪田 健二*; 青柳 和平; 杉田 裕
公益社団法人物理探査学会第138回(平成30年度春季)学術講演会講演論文集, p.51 - 54, 2018/05
高レベル放射性廃棄物の地層処分場建設に際しては、坑道掘削に伴う応力再配分により掘削影響領域が発生する。この領域は、廃棄体埋設後の核種の選択的な移行経路になることが想定されるため、掘削時および掘削後の挙動の理解が重要となる。本研究では、幌延深地層研究センターの深度140mおよび250mの調査坑道において実施した原位置試験結果について述べる。各深度の調査坑道における試験結果を比較したところ、掘削により割れ目が発達していた領域は、140m調査坑道で壁面から0.45m, 250m調査坑道で壁面から1.0mであった。一方、不飽和領域の発達は、140m調査坑道で壁面から1.0mであったのに対し、250m調査坑道ではほとんど発生していなかった。
小川 大輝; 浅森 浩一; 濱 友紀*
no journal, ,
将来の地層処分システムに重大な影響を及ぼす可能性がある現象(マグマ活動等)の潜在的なリスクを排除するためには、地表からの調査の段階において、地下深部の高温流体等の存否や分布をあらかじめ確認しておくことが重要となる。本研究では、その調査技術の一つとして有効であると考えられる地磁気・地電流(MT)法について、観測データ処理に伴う解析誤差を低減させる手法を構築するため、実データへの連続ウェーブレット変換の適用を通じて、その有効性を検討した。その結果、連続ウェーブレット変換の適用は、従来より用いられてきたフーリエ変換による処理に比べて高品質のデータが得られるとの見通しが得られた。